疾病との闘い

誰にとっても「健康であること」は何より大切。でも、基本医療を受けられない人は世界で4億人と言われています。質の高い医療を受ける権利はすべての人にあると、私たちは信じています。

世界で数百万人が病気によって苦しみ、貧困を強いられています。私たちが疾病の予防と治療に力を注ぐのは、このためです。
病気の蔓延や医療不足に悩む地域社会に、仮設クリニックや献血センター、研修施設をつくったり、医師と患者と政府が協力できるインフラを設計するなど、世界中のロータリー会員は、人びとがより良い医療を利用できるよう支援しています。

マラリア、HIV/エイズ、アルツハイマー、多発性硬化症、糖尿病、ポリオなど、人びとを苦しめる病気の予防・治療や患者の支援に当たっているロータリー会員も大勢います。衛生教育のほか、無料の定期健康診断や眼科・歯科検診も行っています。

ロータリーはこんな活動をしています

きれいな水の提供。 ガーナでは、他団体と協力して国内全人口の80%以上にきれいな水を提供し、ギニア虫感染症を予防しています。

HIV感染の減少。リベリアでは、妊娠初期の女性たちへのHIV検査を支援しています。2年間でHIVの母子感染を95%減らすことをめざして、出産前ケアを推進しています。

ポリオの撲滅。 私たちは、ポリオ(小児まひ)を世界から撲滅する活動で、大きな役割を果たしてきました。懸命な活動により、世界のほぼすべての国からポリオがなくなっただけでなく、エボラ出血熱などのほかの疾病の追跡システムにも活用できるインフラが構築されました。ポリオ撲滅の実現まであと少しです。

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